【概要】
[症状]
リカバリーモードから抜けられない
[きっかけ]
スリープボタン陥没
[機種]
iPad Air 13インチ(M3)
[所要時間]
1時間
[納品]
操作できる状態で返却
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【作業の流れ】
今回お預かりしたのは iPad Air 13インチ(M3)。
ご来店時はリカバリーモードの画面が表示され、通常起動できない状態でした。
本体を確認したところ、スリープボタンが陥没し、さらにボタン自体が破損している状態でした。
iPadはスリープボタンが押されたままの状態になると、リカバリーモードに入ってしまうことがあります。
この状態になると、ソフトウェアの問題だと思ってアップデートや初期化を試される方も多いのですが、原因がスリープボタンの場合は、それだけでは改善しません。
さらに、何度もアップデートを試して途中で失敗すると、スリープボタンを修理した後でも初期化しなければ使用できなくなり、内部のデータを残せないケースもあります。
スリープボタンが破損しておらず、単純に陥没しているだけであれば、位置を元に戻してそのまま使用できる場合があります。
しかし今回のようにボタン自体が破損している場合は、ショートなど別の故障につながる可能性があるため、スリープボタンの交換が必要となります。

リカバリーモードの状態です。

スリープボタンの陥没が原因として判断できます。

本体からフロントガラスを外します。

スリープボタンを外しました。

新しいスリープボタンを装着しました。

今回は破損していたスリープボタンを交換し、リカバリーモードから正常に起動できる状態まで復旧しました。
ただし、iPad AirのTouch ID付きスリープボタンは本体の基板とペアになっているため、スリープボタンを交換すると指紋認証(Touch ID)は使用できなくなります。
これは使用する部品や修理店によるものではなく、別のスリープボタンへ交換する以上、他店で交換した場合でも同様です。
リカバリーモードから抜けられない場合、必ずしもiPadOSの問題とは限りません。
特にスリープボタンが押し込まれている、押した感触がおかしい、ボタン周辺に破損がある場合は、むやみにアップデートや初期化を繰り返す前に、まずボタンの状態を確認することをおすすめします。
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- 修理内容
- スリープボタン不良







