身近な人達はもちろん、離れている人達とも距離感が感じられない様子でコミュニケーションが楽しめる特徴から常に有している方が少なくない機器ですが、今日では普段の生活や仕事でも使用する機会が多い様子から、ますます向き合う時間が長くなってきている方も増えています。
そのように、向き合う時間が長くなったり使用しているユーザーが増えるほどに見舞われている方も増えているのがバッテリー膨張であり、名称からもわかるように端末に内蔵されているバッテリーが膨張する事により、新品時や通常時には見舞われない変化に見舞われます。
iPhoneのディスプレイが浮いてきた?と感じたら…
バッテリー膨張が発生すると内蔵されているバッテリーが物理的に膨らみますが、無駄がないコンパクトなデザインに仕上げられている特性上バッテリーが膨らんだ場合に膨らんだ分が収められる空間は存在していません。
そのため、バッテリーが元来の大きさよりも膨らんだ場合にはその上に存在していてあらゆる映像や画像、テキストなどを映し出しているディスプレイが浮く状態になります。
しかも、端末の仕組み上バッテリー膨張が発生しているバッテリーの上には複数の基盤を繋ぎ合わせる目的でケーブルが備わっているのですが、ケーブルの長さについても無駄がない端末のデザインと同様に繋ぎ合わせるべく要する最低限の長さになっているため、バッテリーが膨らんでディスプレイが浮くとケーブルが物理的に引っ張られてしまい、限界を超えた場合にはケーブルが切れてしまいます。
ケーブルは様々情報を映し出す働きの他にあらゆる処理をする働きも兼ねられているので、ケーブルが切れてしまったり接触不良になると元来の優れた操作性などができなくなる事も珍しくありません。
さらに、ディスプレイが物理的に浮き上がる変化からもわかりますが、バッテリー膨張の強さはとても強い様子から硬い素材を用いて設計され用いられている基盤であっても圧により変化し、基盤故障に見舞われる事もあります。
バッテリーの膨張は基盤故障の原因にも
バッテリー膨張は、バッテリーが破裂してしまわないようにメーカー側が安全策として行っている事なので膨らむという事は正しく安定性が保たれている証でもありますが、見た目が悪くなってしまうだけではなくディスプレイが浮く事で画面が割れやすくなって思わぬ怪我に見舞われる機会も増えます。
さらに、基盤故障となれば端末の心臓部であるが故に通常の使用ができなくなってしまうだけではなく、大切なデータや思い出が消えてしまう事にも繋がります。