iPhoneが故障してしまった場合、修理が必要ですが、コロナ禍だと人と会うことに抵抗感を抱く人も多いでしょう。そんな時は配送修理を依頼するという手があり、Appleの正規修理と修理サービス専門店のどちらでも対応しています。
Appleの配送修理の流れ
Appleの正規配送修理を依頼する場合、オンラインサイトから申し込むところから始めます。もしオンラインに接続できるのが故障したiPhoneのみだった場合は、電話から申し込むという選択肢があります。
オンラインで配送修理を選択したら、個人情報と共に支払い方法を選択します。支払い方法にはクレジットカードと、修理が完了して返送された際に支払う代金引換の2通りがあります。
そうして申し込みが完了したら、宅配会社が玄関先まで壊れたiPhoneを回収しに来てくれます。基本的には配達会社が梱包材を持ってきてくれるので、そのまま手渡すだけで問題ありません。ただiPhoneの中に入っているSIMカードを抜いておくことと、初期化しておくことは忘れてはいけません。
その後配送会社の手でApple側に渡ったら、必要な修理の確認が始まります。修理状況はApple側のサイトで確認可能ですが、特にすることはなく待っているだけです。
ただ故障内容によっては、まずどのような修理が必要で、どれくらいの費用が発生するかといったことがメールで送られてくることがあります。それに同意すれば修理が始まり、もし納得できなければそのまま返送されるパターンです。そのパターンでなければ、修理が完了した端末が手元に届いて、ひと通りの流れは完了です。
非正規店の配送修理はサービスによってさまざま
非正規の修理サービスを利用する場合は、具体的な流れはサービスによって大幅に変わります。そもそも正規修理のように集荷に対応していないこともあり、その際は依頼者が指定された住所まで送ります。
また修理が必ず成功するとも限りません。症状によっては修理はしてみるものの、使用できるようになるかどうかは明らかではない場合があります。もし失敗してしまったとしても端末交換などの対応は基本的にないので、注意しなければなりません。
さらに非正規の場合は一度修理してしまうと、それ以降は正規のサポートが受けられなくなります。そのためまだ保証が残っているiPhoneの場合は要注意です。大抵の場合は正規の修理よりも料金が安いという強みがありますが、その分リスクがあるので、万が一のことがあっても問題ない端末が故障した時に利用すると良いでしょう。