【概要】
［症状］
フロントパネル割れ
［きっかけ］
外部からの衝撃
［機種］
iPad 第9世代(A2602,A2604,A2603,A2605)
［所要時間］
1時間
［納品］
操作できる状態で返却
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【作業の流れ】
今回は、iPad 第9世代のフロントパネル交換修理をご紹介します。
画面全体にひびが入り、操作も困難な状態でした。
破損の範囲から見るに、かなり強い衝撃を受けた可能性が高いと考えられます。
液晶自体には問題がなかったため、ガラス（デジタイザー）部分のみを交換することで対応しました。
フロントパネルが割れている状態です。
本体を温めた後、ヘラを使ってフロントパネルを開けます。
液晶パネルも取り外すために、ネジを外していきます。
ネジを外したら基板とバッテリーが見えてきました。
本体に残っているガラス片を丁寧に取り除きます。
フロントパネルに付いているホームボタンも取り外します。
新しいフロントパネルにホームボタンを移植しました。
ホームボタンと基板はペアリングされているため、指紋認証機能（Touch ID）を使用するには必ず移植が必要です。
フロントパネルの交換により、タッチ操作や視認性も元通りに回復しました。
iPad 第9世代は修理パーツの流通量も多く、比較的コストを抑えた修理が可能です。
画面が割れていても、適切な修理を行えばまだまだ現役で使える端末です。
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- 修理内容
- フロントガラス割れ
