こんばんわ! AppleJuiceエンジニア竹内です。
iPhoneの修理依頼の種類として画面割れやバッテリー交換などがございますが夏場に特に多いご依頼は水没した端末からのデータ救出のご依頼です。寒くなるにつれ屋外に出る機会が減り海や川での水没件数は減っていきますが、トイレやお風呂での水没依頼は1年を通してどの季節でもご依頼を頂いております。
今回ご依頼のiPhone6は誤ってトイレに落としてしまい電源が入らず、iPhone修理屋さんを2店舗回っても復旧が出来ず、弊社にご依頼を頂きました。
他店舗様ですでに内部は洗浄済みのため水没をした痕跡などは残っておりませんでしたが、バッテリーなどを仮で交換をしてみてもやはり電源は入りませんでした。
■ 症状
iPhone6 水没し電源が入らない
■ 作業時間
約2日間
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iPhoneの内部には液体に触れると色が変わる水没判定シールが複数箇所あり、これを見てAppleStoreのスタッフさんは水没したかどうかを判断いたします。
iPhoneの分解を進め基板(ロジックボード)だけを取り出します。
弊社の水没復旧作業は他店様と一味違い、まずは基板上の電子部品を守っているシールドと呼ばれる鉄板を剥がしていき基板の隅々まで洗浄を行います。シールドが付いたままですと基板の隅々まで洗浄が出来ず、洗浄が不十分なままで電源を入れようとすると基板をより壊してしまう可能性があります。
シールド内を見たところ不十分な洗浄だったので、より確実に洗浄を行います。
シールドの内側に1箇所本来は無い模様が残っています。こういった模様が水没修理には大切な目印となり故障箇所の特定つながります。水没修理で一番難しいのが「どこが」「どれだけ」壊れてしまっているかの特定と、「なぜ電源が入らないのか」の判断と推理にかかっています。
水没した端末には2つとして同じ故障箇所のモノは無く、端末ごとに原因箇所の特定が必要になります。
起動の妨げをしていた箇所を取り除き、基板全体の電流を安定させる作業を行いようやく電源が入ってくれました。バックライト(画面を明るくするライト)が点灯しない状態でしたが、データ救出には不必要な機能なため修理はあえてせずデスクライトを使用しバックライトの代わりに画面を明るく照らしてあげるとパスコード入力画面になっていることが確認出来ますね。
内部のデータ量を確認し、データの欠損もなくご希望の写真と動画のデータはすべて取り出すことが出来ました。
iPhone自体はもう通常に使用できない状態のためご希望のデータはUSBメモリにお入れし納品となりました。
Appleさんや他の修理屋さんで修理不可と言われてしまいデータを諦める事になった方も是非ご相談くださいませ。弊社はデータ復旧作業に対応している為、復旧不可と判断された端末も多数復旧してきた修理実績がございますので諦める事が出来ないデータを救出する為に他店には無い高い技術力で修理を行っております。
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基板修理も行っている吉祥寺駅徒歩2分のAppleJuiceへおまかせください。
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- 修理内容
- iPhone基板修理・データ復旧 / 水没修理