iPhoneが故障した際には、基盤修理が必要となることがあります。基盤はiPhoneの根幹を担う部分で、衝撃などで破損すると使いものにならなくなります。
そんな故障をした時には、複数の選択肢があります。最も無難なのはAppleに送ることで、ほぼ確実に使える状態に戻してもらえます。ただその分料金が高くなりがちです。
それ以外には非正規の修理サービスに依頼するという手があり、正規のサポートが受けられなくなる代わりに、料金が安いという強みがあります。そんな非正規修理サービスはピンからキリまであるため、複数を比較した上で優良なところを選ぶことが大切です。
料金だけで判断せず、修理実績を確認しましょう
比較をする際にはまず、料金を確認しましょう。具体的な額は型番によって異なりますが、相場は大体1万円から2万円です。その相場から大きく外れているところは除外しましょう。高すぎると費用の無駄になり、安すぎると修理内容に不安があるからです。そうして相場の範囲内で、最も安いところを選択すると良いです。
ただ料金だけを見るのは危険で、実際に基盤修理がちゃんとできるかどうかも確認しなければなりません。修理サービスは料金が高ければ技術力も高いというわけではなく、高くても失敗するところはあります。
逆に良心的な料金設定をしていながら、確かな技術力を持っているところもあります。したがって技術力の比較は、料金とは切り離してしなければなりません。
基盤修理は数ある修理の中でも難易度が高く、失敗するリスクを伴います。そして非正規では一度失敗してしまうとそれっきりで、iPhoneが二度と使用できないことになりかねません。そのようなことにならないよう、修理実績の数を比較しましょう。
成功した数が多ければ、ある程度は信頼できるはずです。また実際にサービスを受けた人の感想を参考にするというのもひとつの手で、評価が良くないところは避けることができます。
作業時間とアフターフォローの確認も忘れずに
そして急いで修理してほしい場合は、作業時間も比較しておきましょう。非正規の場合はそこまで時間がかかることはありませんが、基盤修理だと1週間以上かかることも珍しくありません。
さらに万が一修理に失敗してしまったり、後になって故障が再発したりした時に、アフターフォローが受けられるかどうかも確認しておきましょう。
基盤修理の場合は、そもそもアフターフォローさえないところもあります。そんなところよりは、何らかのフォローをしてくれるところの方が信頼できるでしょう。