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修理レポート

Xperia 5(J9210/SO-01M)|CPU接触不良による起動不良。リボールで復旧した高難度修理事例

2025.10.17

【概要】

[症状]

起動不良

[きっかけ]

特になし

[機種]

Xperia 5(J9210/SO-01M)

[所要時間]

3時間

[納品]

操作できる状態で返却

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【作業の流れ】

今回お預かりしたのは、電源を入れても全く反応がないXperia 5です。
外観やコネクタには問題が見られず、基板を詳細に確認したところ、原因はCPU下部の接触不良でした。
このモデルはCPUの上にRAMが載った二層構造になっており、リボール作業が必要な非常に繊細な修理です。
チップを丁寧に加熱して再はんだ処理を行い、無事に起動を確認しました。

起動不良の状態です。

裏側の蓋を開けました。

本体から基板を取り出しました。

 基板に付いているCPU・RAM以外の部分は熱風が当たらないように短熱テープで保護します。

基盤からCPU・RAMを取り出しました。再び綺麗に装着しましょう。

反応がありますね。

CPUとRAMが一体化した構造の端末では、衝撃や熱変化によりハンダボールが劣化し、接触不良を起こすことがあります。
当店ではリボール専用装置を使用し、基板への負荷を最小限に抑えた安全なチップ修理を行っています。
データを保持したまま復旧できるケースも多く、買い替え前に修理で解決できる可能性があります。
Xperia 5の起動不良は、正確なリボール技術で再び動作させることが可能です。


新機種やandroid端末の水没復旧や基板修理も取り扱っておりますので何かあればAppleJuiceへご相談ください!

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