【概要】
［症状］
起動出来ない。
充電器を挿したらリンゴループ状態
［きっかけ］
落としてスリープボタンが陥没してしまった
［機種］
iPad Air 5世代（A2588、A2589、A2591）
［所要時間］
１時間
［納品］
操作できる状態で返却
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【作業の流れ】
充電器を挿したらリンゴループになってしまう状態のiPad Air 5世代の修理が入りました。
落としてスリープボタンが陥没してから、このようになったそうです。
スリープボタンを見ると陥没もしていますが、割れてしまっている事も確認できます。
割れてしまったら指紋認証を使えなくなるのはもちろんですが、
発熱する可能性もありますので交換するしかありません。
ホームボタンは基盤とセットになっていますので、交換したら指紋認証を使えなくなります。
ですが起動もちゃんとしますし、漏電の心配もなくなります。
作業を始めましょう。温めたiPadをヘラで開けます。
バッテリーコネクターの部分にヘラを入れて、基盤に電力を遮断します。
完全に放電されているとは思いますが、ショート防止のために念の為やったほうがいい作業です。
液晶ケーブルを外すためにネジを外します。
液晶パネルを外しました。スリープボタンの周りです。
スリープボタンを取りましょう。
旧スリープボタンを外して、新しいスリープボタンに変えます。
陥没の原因になったフレームの凹みも直してボタンの押し心地を調整します。
組み立てて、充電ケーブルを挿したら起動出来ました。
充電も２％まで溜まったのが確認できます。
表示にも出ていますが、Touch Idのエラーは出てしまいます。（指紋認証が使えなくなったため）
指紋認証以外は問題ないですので、以前のように使えるようになりました。
これで修理完了です！
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