コラム/修理レポート

2017.11.13

iPhone6s DFUモードからのデータ救出・復旧作業レポート(同業者様からのご依頼)

こんばんわ。AppleJuiceエンジニア竹内です。

本日ご紹介します修理レポートはDFUモードになってしまい、通常起動しないiPhone6をご紹介いたします。iPhoneの持ち主の方はデータ救出ご希望とのことで弊社に代行修理という形でご依頼を頂きました。

まず「DFUモード」についてですが

iPhone内のiOSやローダーと呼ばれるiPhoneを起動するプログラムを使用せずに、直接、iTunesにiPhoneを強制的に認識接続させ、iPhoneのファームウェアの更新を行うモードです。iPhone内のiOSを起動していないので、iPhoneの画面はブラックアウト(真っ暗)の状態となりDFUモード中はパソコンに接続してiTunesなどのソフトウェア側からのiPhoneを操作することになります。

DFUモードを使用する場面としてはiPhoneを初期化する際に使用しますが、DFUモードに自然(勝手)になることはあり得ず、もしなってしまった場合は基板上に何かしらの問題が発生していることを表します。2017-11-12_13_31_05のコピー 3

iTunesに繋げると「iPhoneを復元(初期化)」のボタンしか押せず、強制的にデータを消すことしか選択出来なくなっております。厳密に言いますと「更新が出来る状態」をリカバリーモードといい、「復元(初期化)」しか出来ない状態をDFUモードと呼びます。

■ 症状
iPhone6s  DFUモードから抜け出せない

■ 作業時間
約2日間

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まずiPhone6sの状態ですが本体左側のボリュームボタン付近のフレームが一部欠損してありました。フレームが欠損する原因としては本体ごと大きく反ったり曲がったモノを元に戻してしまうと金属が弱くなりポキっと折れて無くなってしまうことがよくあります。フレームが曲がると基板も一緒に曲がってしまうため、今回の発症原因の1つとして原因箇所特定の手がかりになってくれます。

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こちらはiPhone6sの基板(ロジックボード)の裏側ですが基板中央には「NANDフラッシュ」と呼ばれるすべてのデータを保存するICチップがあります。

DFUモードになる原因は大きく分けて2つあり

1. NANDフラッシュ自体が壊れている(データ救出不可)

2. NANDフラッシュへ正常な電力が運ばれていない(データ救出可)

と同じ症状だとしても原因によってはデータ救出の可否が大きく変わり、今回ご依頼のiPhone6sは2番めのNANDフラッシュへ正常な電力が運ばれていない状態でした。

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NANDフラッシュへ「3V」の電流を運ぶコンデンサと呼ばれる電子部品が1箇所壊れ十分な電力を運べていない状態でした。ここの箇所はちょうどフレームが曲がった部分と合致します。本来は接触しない基板とフレームが、フレームが曲がったことにより接触しコンデンサを壊してしまいDFUモードに入っていたことが分かりました。2017-11-12 14.56.39

壊れていたコンデンサを交換し、電流のチェックを行い正常な電力が運ばれていることを確認し起動チェックを行いましたが、今回はすんまりと起動してくれいつも通りの画面ロックの画面が表示されてくれました。

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念のためデータ量を確認しましたが、失われているデータはなくすべて元通りでした。

Appleさんや他の修理屋さんで修理不可と言われてしまいデータを諦める事になった方も是非ご相談くださいませ。弊社はデータ復旧作業に対応している為、復旧不可と判断された端末も多数復旧してきた修理実績がございますので諦める事が出来ないデータを救出する為に他店には無い高い技術力で修理を行っております。

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修理内容

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